京都市立芸術大学を拠点として活動する「岡田加津子と仲間たち」の皆さんが北山フェスティバル2022に参加、ダンスと声をゲストに迎え、パレット・ソノールの演奏をしました。
その時のパフォーマンス動画がYouTubeに掲載されましたのでご紹介します。
パフォーマンス「おとなりさま」ダイジェスト
パフォーマンス「おとなりさま」本番
京都市北部を東西に貫く「北山通」界隈をアートの力で盛り上げようと企画された北山フェスティバル2022。その主催者から北山在住の岡田加津子に、京都コンサートホールの円形エントランスで何かできないか?と声がかかり、「バシェのパレット・ソノールで出演します!!」と即答。そこからパレット・ソノール全14台を用いたパフォーマンス作品を計画しました。バシェに興味を持つ学生たちが集まって今年度立ち上がったバシェ・セミナーを基盤に、ヴォイスの北村千絵さん、ダンスの升田学さんをゲストに迎え、ついにパフォーマンス作品「おとなりさま」の形ができあがったのは、本番前日。
それまで、一人一人が新しい音を発見することを目的として何回かセミナーを開いてきましたが、今回、願ってもない円形ステージでの公演に向けて、パレット・ソノール奏者と声の主と踊り手とが、お互いの音と動きで呼応し合うことで作品を作り上げていけたことは、何より貴重な経験でした。
北山界隈の「お隣さま(ご近所さま)」、パレット・ソノールは「音鳴りさま」、円陣の真ん中には「かみなりさま」がおいでになって、それはパフォーマンスの最後に「お稲荷さま」になるという、日本人の感性とフランスの香りが混じり合う不思議な世界を、音と動きと共にお楽しみください。
(岡田加津子/京都市立芸術大学バシェ・セミナー世話人)
北山フェスティバル2022
「バシェの音」展 〜パレット・ソノールの展示とパフォーマンス
「おとなりさま」〜パレット・ソノールと声とダンスの共演
【出演者】
演 奏:岡田加津子と仲間たち(京都市立芸術大学バシェ・セミナー有志)
声 :北村千絵
ダンス:升田 学
【会場】京都コンサートホール1階エントランス
【日時】2022年9月18日(日)
【開演時間】18:00-18:30(展示時間13:00-19:00)
【撮影】柴田誠、田代貞雄
【映像編集】柴田誠
【主催】北山モザイク実行委員会
【共催】京都コンサートホール(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
【後援】公益財団法人京都市芸術文化協会
【協力】京都市立芸術大学、京都府立京都学・歴彩館、大谷大学赤澤ゼミ、地域のみなさま