バシェの音響彫刻《池田フォーン》

池田フォーン | バシェ音響彫刻

作品データ《IKEDA PHONE》
サイズ 一番大きなパイプのサイズ : W 700mm × D 2,400mm × H 3,300mm
このようなパイプが13本ある
素材 スチール、アルミニウム

2010年 Expo‘70パビリオンオープン時、万博記念機構の依頼により乃村工芸社によって復元

長くて巨大なパイプが特徴的な音響彫刻。設置方法は一列に並べたり、円形に並べたり、とその時々で変化させることができる。厚みのある金属板を振動させると調音された巨大なパイプで音が増幅される。そのため奏法的には打楽器であるが、重みがある大きなバチで叩くと音はパイプオルガンのような深くて柔らかい音がする。万博当時、作曲家 高橋悠治が音響彫刻のために作曲した『慧眼エゲン』のために三分音(全音音程を三等分したピッチ)に調律を指定した。ピアノ調律師の池田さんが奥さんのお琴を持ってきて音を出しながら、川上格知さんが少しずつ金属を切断し調律した、というエピソードが伝わっている。


解説 : 永田砂知子