F・バシェ生誕100年 日本万国博覧会から50年「音と造形のレゾナンス – バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振 – 」関連イベント
コンサート | CONCERT
何からでも音をつむぎ出してしまう鈴木昭男がバシェ音響彫刻を奏でます
展覧会最終日は、サウンドアート界のレジェンドともいえる存在でありながら、いまだ世界中でご活躍の鈴木昭男氏に登場していただきます。バシェ音響彫刻の演奏は2017年東京藝大・大石膏室コンサートに引き続き2度目です。その時の演奏は子供がおもちゃと遊んでいるように「勝原フォーン」からいろいろな音を引き出していました。何でもない石や紙からでも素敵な音を引き出してしまう鈴木昭男氏、今度のコンサートでもバシェ音響彫刻を相手に自由で楽しい演奏を聴かせてくださることでしょう。
永田砂知子
information
日 時 | 2020年7月12 日(日) 15:00~16:00 |
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場 所 | 企画展示室 川崎市岡本太郎美術館 |
演 奏 | 鈴木昭男(サウンド・アーティスト) |
料 金 | 無料(要観覧料) 一般900円(720円)、高・大学生・65歳以上700円(560円)、中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 常設展もあわせてご覧いただけます。 |
profile
鈴木昭男|Akio Suzuki
60年代より〈なげかけ と たどり〉のコンセプトによって、音の自修イベントを行ってきた。代表作に「日向ぼっこの空間(1988)」があり、標準時子午線最北の丹後にて、一日の自然に耳を澄ました。1996年より、自修イベントの「エコーポイントを探る」を、公共の場に提示する「点 音 “o to da te”」を世界各地で展開。2019年東京都現代美術館の屋外に展示された“no zo mi” に佇むことができる。2020年1月タスマニアに招聘され、“o to da te” と演奏をした。創作音器 「ANALAPOS (1970)」の演奏でも知られる。